「チームの合宿を、いつもと違う場所でやりたい」 「オンラインばかりのメンバーと、リアルで顔を合わせる機会をつくりたい」 「ワーケーションを、ただの息抜きで終わらせず、学びや交流のイベントにしたい」
そんな想いを持つ企業やコミュニティが、いま沖縄に注目しています。中でも、リゾート地の喧騒から離れた沖縄のやんばる・大浦湾エリアは、集中と交流を両立できる「イベント型ワーケーション」の穴場です。
この記事では、大浦湾のほとりでリトリートヴィラを営む私たちMANANI OKINAWA(マナニ オキナワ)が、ワーケーションでイベントを開催する意味と、大浦エリアで実現する方法——特に、すぐ近くにある「わんさか大浦パーク」の多目的室の活用まで、具体的にご紹介します。
そもそもワーケーションとは?
——「働く」と「休む」を組み合わせる働き方
ワーケーション(Workation)とは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた言葉。自宅やオフィスを離れ、観光地や地方などの環境でリモートワークを行う働き方を指します。
コロナ禍を経てリモートワークが定着したことで、「働く場所は自由に選べる」という価値観が広がりました。その延長線上で、企業の福利厚生や人材戦略として、ワーケーションを制度的に取り入れる動きも増えています。
ただ、個人が一人で行うワーケーションには、ひとつ課題があります。「孤独になりやすい」ことです。だからこそ今、注目されているのが、次に説明する「イベント型ワーケーション」です。
なぜ今「ワーケーション×イベント」なのか
ワーケーションを個人の働き方ではなく、チームやコミュニティ単位のイベントとして企画する。これが「イベント型ワーケーション」です。合宿、オフサイトミーティング、研修、勉強会、リトリート型の社員旅行などが、これにあたります。
なぜこれが効果的なのか。理由は3つあります。
1. 非日常が、発想と対話を変える
いつもの会議室では出てこないアイデアが、海の見える部屋では生まれる——これは精神論ではありません。環境が変わると脳の緊張がほどけ、視野が広がることが知られています。特にビジョン策定や新規事業の議論など、「正解のない問い」に向き合う会議ほど、場所を変える効果は大きくなります。
2. リアルな時間が、関係の質を高める
オンライン中心のチームほど、雑談や余白の時間が不足しがちです。一緒に自然の中を歩き、同じ食卓を囲み、夜に語り合う——業務外の時間の共有が、心理的安全性やチームの結束を育てます。ブルーゾーンの沖縄が教えてくれる「つながりが人を健やかにする」という知恵は、チームづくりにもそのまま当てはまります。
3. 心身が回復した状態で、成果が出る
疲れきった状態での研修より、自然の中でリフレッシュした状態での研修のほうが、学びの定着も意思決定の質も上がります。ヨガやマッサージ、静かな海辺の散歩で整えてから机に向かう——これがやんばるでのイベント型ワーケーションの強みです。